Adobe Illustratorを使用して、氷・雪のような冷たい文字の作り方を解説します。
アピアランスで作成するので、文字の打ち換えが可能です。冷たいドリンクやアイスなどの食品系と相性がよさそうですね。
氷・雪のような文字 作成手順
文字の周りが白っぽく、霜が付いているようなデザインです。全てアピアランスで作成していきます。
ベースを作る
文字を用意します。
塗りなし線なしにします。
一旦文字が見えなくなりますがOKです。
アピアランスパネル(Shift+F6)から新規塗りを追加します。
グラデーションをかけます。
グラデーションパネル(Ctrl+F9)を開き、線形グラデーションをクリックするとグラデーションが適用されます。
色は「#8dd3f5」と「#d6f7ff」を交互に置きました。角度は-45°にします。
線を塗りの下に移動させ、塗りと同じグラデーションにします。
角度は90°にします。線の太さは塗りの下から見える程度に太くします。
線を選択した状態で、新規効果を追加アイコン→[パスの変形]→[変形]を選択します。
水平垂直方向に右下へ移動させます。
ここでは3pxずつ移動させています。
この時点でシンプルな氷のような文字になりました。このままでもよいですが、キラキラ感を足していきます。
キラキラさせる
塗りを選択した状態で、新規効果を追加アイコン→[スタイライズ]→[光彩(内側)]を選択します。
以下のように設定します。
描画モード:オーバーレイ
カラー:白
境界線にチェック
不透明度とぼかしはプレビューを見ながら調整します。画像のように縁が白くなるようにします。
新規塗りを一番上に追加し、色は黒にします。新規効果を追加アイコン→[変形]→[光彩拡散]を選択します。
プレビューを見ながら数値を調整し、下画像のようにザラザラな見た目にします。
描画モードをスクリーンにします。不透明度は60%に下げました。
さらに新規塗りを一番上に追加し、色は黒にします。新規効果を追加アイコン→[ブラシストローク]→[はね]を選択します。
プレビューを見ながら数値を調整し、下画像のような状態にします。
描画モードをスクリーンにします。不透明度は60%に下げました。
完成!
まとめ
いかがでしたか?
霜がついているデザインなので、明るい水色で作るのがおすすめです。
似たような作成手順でゴールド文字を作ることもできます。そちらも記事にしていますので、是非チェックしてみてくださいね。