Adobe Creative Cloud（Adobe CC）は、デザイン、写真編集、動画制作など、クリエイティブな作業をするなら必須のアプリになります。しかし、数あるプランの中からどれを選ぶべきか迷ってしまうことも多いでしょう。
この記事では、特定のアプリを使いたい方に最適な「単体プラン」、写真編集に特化した「フォトプラン」、そして複数のアプリを利用したい方におすすめの「コンプリートプラン」について、それぞれの特徴と価格を詳しく解説します。
Adobe CCには単体プラン、フォトプラン、コンプリートプランがある
Adobe CCのプランには主に以下の3つのプランがあります。まずは、それぞれのプランについて見ていきましょう。
| プラン名 | 利用できるアプリ | 価格 |
|---|---|---|
| 単体プラン | IllustratorやPremiere Proなどいずれか1つ | 月額3,280円（税込）から |
| フォトプラン | PhotoshopとLightroom | 月額1,180円（税込）から |
| コンプリートプラン | Adobe CCの全てのアプリ（20種類以上） | 月額7,780円（税込）から |
単体プラン
単体プランの特徴
特定のアプリを、1つだけ利用したい場合に最適なプランです。Photoshop、Illustrator、Premiere Proなど、各アプリごとに契約が可能です。
特定のアプリだけを頻繁に利用するユーザーにとってコストパフォーマンスが良いです。必要なアプリだけを使いたい場合に無駄がありません。
単体プランの価格
Photoshop、Illustrator、Premiere Proなどの単体プランの価格は月額3,280円（税込）からです。
フォトプラン
フォトプランの特徴
写真編集に特化したプランで、PhotoshopとLightroomが含まれます。クラウドストレージが20GBまたは1TB利用可能です。
写真編集や管理をメインに考えている方に最適なプランです。お得な価格でプロの写真編集ツールが利用可能です。
フォトプランの価格
フォトプランは月額1,180円（税込）からで、20GBストレージ付きのプランです。1TBストレージ付きのプランは月額2,380円（税込）です。
コンプリートプラン
コンプリートプランの特徴
Adobe CCの全てのアプリ（20種類以上）を利用可能なプランです。グラフィックデザイン、写真編集、動画制作、ウェブデザイン、UI/UXデザインなど、幅広いクリエイティブな作業に対応しています。
100GBのクラウドストレージが含まれるほか、Adobe Fonts、Adobe Portfolio、Behanceなどのサービスも利用可能です。
グラフィックからUI/UX、動画まで幅広くクリエイティブな作業を行う方にとって最適なプランだと言えるでしょう。
コンプリートプランの価格
コンプリートプランは月額7,780円（税込）からです。年間プラン（月額払い）、年間プラン（一括払い）や月々プラン（月々払い）の選択肢があり、年間プラン（一括払い）が最も割安です。
Adobe公式ページから買うと年間プラン（一括払い）の86,880円（税込）が最も割安ですが、Adobeの公式制度であるAdobe公認オンラインスクールの生徒となることで50%以上安く買う方法があります。
社会人だったら一番安くAdobe CCコンプリートプランが使える方法なのでぜひチェックしてみてください。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
プランの選び方
それぞれのプランの特徴が分かったところで、プランの選び方を解説します。
基本的には使いたいアプリの数でプランを選ぶのが良いでしょう。1つであれば単体プラン、2つ以上であればコンプリートプランがおススメです。
例えば、自分がしたい作業を思い浮かべた時に、どんなアプリを使うことになるか考えてみてください。私の場合、Webデザインがしたいので、画像の編集にPhotoshop、UI/UXデザインにIllustratorを使用するとします。場合によっては動画をWebに埋め込みたくなり、Premiere ProやAfter Effectsを使うかもしれません。この場合は2つ以上なのでコンプリートプランが最も良いでしょう。
１つだけのアプリを利用する場合は、単体プランが最適ですので、自分のニーズに合ったプランを選ぶのが良いでしょう。
1つのアプリを使いたい人は単体プランがお得（Photoshopのみフォトプランがお得）
特定のアプリケーションを1つだけを使いたいという場合は、単体プランがお得です。たとえば、IllustratorやPremiere Proなど、特定のアプリのみを使用する場合、単体プランが最もおすすめです。
単体プランのメリット
- 各アプリケーションごとに契約が可能で、必要なものだけを利用できます。
- 価格は月額約3,280円（税込）からと、非常にお手頃です。
- 最新バージョンへのアップデートやクラウドストレージも含まれています。
ただし、Photoshopに関しては例外があります。Photoshopを使用する場合、単体プランよりもフォトプランの方が断然お得です。
フォトプランのメリット
- 月額1,180円（税込）からと非常にリーズナブルな価格で利用可能です。
- PhotoshopとLightroomの両方が含まれており、写真管理・編集に最適です。
- 20GBまたは1TBのクラウドストレージが選べます。
Photoshopのみを使用する場合は、単体プランよりもフォトプランを選ぶことで、コストを抑えつつ、Lightroomの機能も利用できるため、非常にお得です。
2つ以上のアプリを使いたい人はコンプリートプランを選ぼう
もし、2つ以上のアプリを利用したいのであれば、コンプリートプランを選ぶのが最もお得で便利です。
コンプリートプランのメリット
- Adobe CCの全てのアプリ（20種類以上）を利用可能です。これには、Photoshop、Illustrator、Premiere Pro、After Effects、InDesignなどが含まれます。
- 100GBのクラウドストレージが付いてくるため、大容量のファイル管理も安心です。
- Adobe Fonts、Adobe Portfolio、Behanceなどの付帯サービスも利用できます。
- 価格は月額7,780円（税込）からとなっています。
2つ以上のアプリを使用する場合、単体プランを複数契約するよりも、コンプリートプランを選ぶ方が断然お得です。すべてのアプリを自由に使えることで、様々な製作物に対応できます。
コンプリートプランを50%以上お得に買う方法
Adobe CCのコンプリートプランを使う方にぜひ知っておいていただきたいのは、コンプリートプランを50%以上安く買う方法があるということです。それはAdobe認定のオンラインスクールに入り、学生価格でAdobe CCを利用する方法です。学生や教職員の方であれば、Adobe公式の学割で買うほうがお得ですが、社会人など多くの人にとってはこれが一番安く買える方法になります。
| 買う方法 | コンプリートプラン年間一括払いの価格 |
|---|---|
| Adobe公式 | 86,880円（2023年12月のセール時47,520円） |
| オンラインスクール（デジハリ） | 39,980円 |
詳しくはこちらの記事にまとめましたので、お得にAdobe CCを利用したい方はぜひ見てみてください。
