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【Illustrator】水彩風イラストの作り方

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Adobe Illustratorを使用して、水彩風なイラストの作り方を解説します。
テクスチャを貼るだけでなく、イラレで水彩境界や色のにじみも表現しています。背景の塗りも自分で作成しています。

水彩風のイラスト

1

イラレでイラストを作成しました。

当ブログのキャラクターです。
このあとオーバーレイの効果を重ねていくので、別レイヤーでアートボードを白い長方形で覆います。これからレイヤーが増えていきますが、白い長方形のレイヤーが常に一番下になるようにします。

イラレでイラストを作成しました。

2

線にアナログ感のあるブラシを適用します。

ブラシパネル(F5)下部の本棚アイコン→[アート]→[アート_木炭・鉛筆]をクリックします。線を選択した状態で、任意のブラシをクリックします。ここでは木炭-細のブラシにしました。

線にアナログ感のあるブラシを適用します。ブラシパネル(F5)下部の本棚アイコン→[アート]→[アート_木炭・鉛筆]をクリックします。線を選択した状態で、任意のブラシをクリックします。ここでは木炭-細のブラシにしました。

1

水彩風のテクスチャ画像を用意し、上に重ねます。

イラストと別レイヤーにすると作業しやすくなります。素材はイラストACからダウンロードしました。

水彩風のテクスチャ画像を用意し、上に重ねます。イラストと別レイヤーにすると作業しやすくなります。素材はイラストACからダウンロードしました。

2

テクスチャの描画モードをオーバーレイにします。

描画モードはアピアランスパネル(Shift+F6)か透明パネル(Shift+Ctrl+F10)で変更できます。

テクスチャの描画モードをオーバーレイにします。描画モードはアピアランスパネル(Shift+F6)か透明パネル(Shift+Ctrl+F10)で変更できます。

3

水彩境界を作ります。

イラストを全て選択しCtrl+Cでコピー、Ctrl+Fで前面にペーストします。そのままメニューバー→[効果]→[スケッチ]→[コピー]をクリックします。

イラストを全て選択しCtrl+Cでコピー、Ctrl+Fで前面にペーストします。そのままメニューバー→[効果]→[スケッチ]→[コピー]をクリックします。

4

ディティールと暗さを調整します。

あとで再調整するので、なんとなくの数値でOKです。

ディティールと暗さを調整します。あとで再調整するので、なんとなくの数値でOKです。

コピーを適用した状態です。

コピーを適用した状態です。

6

コピーを適用したイラストの描画モードをオーバーレイにします。

不透明度を30%に下げました。オーバーレイにすると明るい部分は色が飛んでしまいますが、不透明度を下げると丁度よくなります。水彩境界(絵の具で塗った部分のフチのようなもの)ができました。

コピーを適用したイラストの描画モードをオーバーレイにします。不透明度を30%に下げました。オーバーレイにすると明るい部分は色が飛んでしまいますが、不透明度を下げると丁度よくなります。水彩境界(絵の具で塗った部分のフチのようなもの)ができました。

7

色によって水彩境界の出方が変わるので、コピーの効果の強さや、オーバーレイの不透明度を調整します。

わんこの耳の水彩境界が強すぎたので、個別で再調整しました。アピアランスパネル(Shift+F6)からコピーの効果を再調整できます。

色によって水彩境界の出方が変わるので、コピーの効果の強さや、オーバーレイの不透明度を調整します。わんこの耳の水彩境界が強すぎたので、個別で再調整しました。アピアランスパネル(Shift+F6)からコピーの効果を再調整できます。

1

曲線ツールで歪んだ円を作ります。

アピアランスパネルで円の塗りを選択した状態で、新規効果を追加アイコン→[ぼかし]→[ぼかし(ガウス)]を選択します。パネルが表示されるので、数値を調整します。ここでは7pxにしました。

曲線ツールで歪んだ円を作ります。アピアランスパネルで円の塗りを選択した状態で、新規効果を追加アイコン→[ぼかし]→[ぼかし(ガウス)]を選択します。

2

円の不透明度を下げます。ここでは70%にしています。

円の不透明度を下げます。ここでは70%にしています。

3

円を複製してアートボードを覆います。円は適当に拡大縮小で大きさや比率を変えました。

不透明度を下げているので、重なった部分の色が少し濃くなってアナログ感が出ました。

円を複製してアートボードを覆います。円は適当に拡大縮小で大きさや比率を変えています。不透明度を下げているので、重なった部分の色が少し濃くなってアナログ感が出ました。

1

アクセントに黄色や赤のにじみを作成します。

背景の円を作成したのと同じ要領で作ります。円を作成し、新規効果を追加アイコン→[ぼかし]→[ぼかし(ガウス)]を選択します。

アクセントに黄色や赤のにじみを作成します。背景の円を作成したのと同じ要領で作ります。円を作成し、新規効果を追加アイコン→[ぼかし]→[ぼかし(ガウス)]を選択します。

2

描画モードをオーバーレイにします。

納得いくまで色を再調整します。明るい色は飛びやすいので、濃いめの色がおすすめです。

描画モードをオーバーレイにします。納得いくまで色を再調整します。明るい色は飛びやすいので、濃いめの色がおすすめです。

適当に色を置いてみました。あとで背景にも赤系の色をオーバーレイで重ねました。

適当に色を置いてみました。このあと背景にも赤系の色をオーバーレイで重ねました。

3

ほっぺにぼかしガウスで色を入れてみました。

線画の下に入れています。

ほっぺにぼかしガウスで色を入れてみました。線画の下に入れています。

4

完成!

水彩風のイラスト 完成

いかがでしたか?
コピーの効果で水彩境界を作るのがポイントです。他にもイラレで作るイラストの記事があります。こちらも是非チェックしてみてくださいね。

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